JR高畠駅は、山形新幹線の停車駅です。(一部列車のみ)
山形新幹線は在来線と同じ線路を走る新幹線です。
その駅舎内には全国でも珍しい温泉設備があり、待合所には列車に乗るお客様だけでなく、温泉に入るためにいらっしゃる方も見受けられます。
列車の本数が少ない割には、車や人の往来が多いのはこのせいです。
初めて高畠駅に降りた方は、改札を通らずに、改札のすぐ前を曲がり、のれんの奥に消えていく人たちを見て不思議に思うそうです。
お湯は若干の塩素臭があるようですが、無色透明です。
浴槽も意外に大きく、カランの数も十分です。
温泉に入ってゆっくりしてから新幹線に乗られる方もいらっしゃいます。
売店ではミニ産直コーナーのようなものもあり、地元の季節の珍しい野菜や果物などを買い求め、都会へのお土産にするのもいいのではないでしょうか。
高畠町太陽館
駅舎はとんがり屋根が特徴のお城のような建物です。
高畠町出身の童話作家、浜田広介の童話をモチーフにしてデザインされました。
左側にはホテル高畠フォルクローロがあり、宿泊もでき、レストランも併設されています。
駅舎というよりも、駅舎機能を備えた温泉付きの総合コミュニティー施設といったほうがいいようです。
外の敷地にはベンチなどもあり、広場になっており、季節ごとにイベントも開かれます。
春と秋の連休中に開催される「太陽館祭り」では、駅バルや、フードコーナー、ライブコーナーなどもありにぎやかです。
同じ時期に、道の駅たかはたや高畠ワイナリーでもイベントが開かれますので、高畠町太陽館を起点に、高畠町のイベント巡りも楽しそうです。
温泉ではレモン風呂、菖蒲風呂など変わり風呂も楽しめます。
まほろば冬咲きぼたん祭り
・まほろば冬咲きぼたん祭り
・連絡先 高畠町観光協会 0238-57-3844
・開催日 毎年2月上旬 4日間ほど
冬には太陽館を主会場とした「まほろば冬咲きぼたん祭り」が開かれます。
高畠町の冬は真っ白な雪に覆われ、人々は家の中にこもりがちです。
そんな時にみんなで楽しむイベントをということで開催されています。
その白に対して、赤いぼたんの花の対比を、「町に広がる白と赤のコントラスト」と称して、毎年2月の上旬、4日間ほどの開催です。
ぼたんの花はただ寒空に咲いているだけではありません。
厳しい寒さの中、凛と咲くぼたんを守るために、「こも」という藁で編んだもので囲い、さらにライトアップします。
その姿には、昔々のわらしべのような可憐さがあります。
真っ白な雪景色の中、色鮮やかなぼたんが彩りを添える真冬のお花見です。
夜空の青と、雪の白、そこにライトアップされたぼたんの花は、とても幻想的です。
その美しさをスマホやカメラに収める人が多いので、フォトコンテストも開催しています。
題して「冬咲きぼたんフォトコン」です。
高畠町観光協会公式アカウントに投稿してください。
入賞者は「たかはたブランド」商品がもらえます。
ぼたんはメイン会場の太陽館のほか、高畠ワイナリーやよねおり観光センター、道の駅たかはたにも飾ります。
レンタサイクル
・レンタサイクル
料金 3時間500円(時間オーバーしたら300円追加)
町内の名所巡りには、レンタサイクルが最適です。
特に桜の季節、旧高畠鉄道の線路跡(単線)を緑道にしたコース(まほろばの緑道)の両側には500本もの桜並木が延々と続き、田園風景の中、サイクリングをしながらのお花見は最高です。
太陽館では、そのスタート地点として自転車を貸し出しています。
子ども用、大人用があります。
150台準備してありますから、サイクリングをして、温泉に入って、一日楽しめます。
館内には観光案内所もありますので、どんなコースを回ったらいいか、相談もできます。
住所
山形県東置賜郡高畠町山崎200-1(JR高畠駅内)
連絡先
高畠町太陽館 0238-57-4177
駐車場
500台
温泉情報
・アルカリ性単純温泉
・温泉入場料 大人(高校生以上)300円
子ども(3歳以上)100円
・温泉営業時間 7:00~22:00 (受付終了21:30)
・定休日 第2月曜日(祝日の場合はその翌日)
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