高畠町和田地区は町の南東部の地域にあり、標高300メートルの山間部の上和田地区は冷涼な気候もあり高品質な農作物が栽培されている地域です。
また有機農業の里として知られている高畠町ですが、ここ上和田地区が発祥とされています。
30年ほど前、若者が中心となり有機農業運動を始め、検討と安全を基本とする農業の未来をめざしてきており、「ゆうきの里さんさん」の「ゆうき」のネーミングはここからつけられました。
映画「おもひでぽろぽろ」の原風景とも言われ、「としお」のモデルも上和田の青年だったそうです。
高畠町から米沢市にかけて山間部を走るぶどうまつたけラインに面しています。
余談ですが、この通りをぶどうまつたけラインというように、この地区はぶどうだけではなく、秋には丹後などに負けない高品質なまつたけが採れる地区です。
秋にはまつたけ狩りもできます(有料)。
ただし、無断で山に入ることはで禁じられています。
ログハウス風宿泊施設
・定員
りんご 定員7名
あんず・ぶどう 定員6名
(簡易ベッド各+1名可能)
・利用時間
チェックイン 16:00〜17:00
チェックアウト 翌朝 〜10:00
・料金
一棟への宿泊人数が、2名の場合 7,000円
一棟への宿泊人数が、3人の場合 5,000円
一棟への宿泊人数が、4人の場合 4,000円
一棟への宿泊人数が、5人の場合 3,400円
一棟への宿泊人数が、6人の場合 3,000円
上記は小学生以上の数とします。食事なしの料金です。
ペット類の入室は禁止です。
その他、日帰り料金や暖房料金、早着・遅立利用など追加料金が発生する場合があります。
さて「ゆうきの里さんさんログハウス風宿泊施設」は地元和田地区の杉材をふんだんに使い、地元の職人さんが作り上げた、コテージです。
全部で3棟あります。
バリアフリー棟には暖炉があり、吹き抜けの空間はゆったりとしていて、家族やグループでの宿泊にオススメです。
大きな窓からは、和田地区の田園風景が広がります。
自炊ができ、ベランダではバーベキュー(バーベキューセットは有料)などもできるようになっています。
道具や設備は充実していますので、滞在する人が準備するのは、食材や飲み物、着替え、バスタオルとシャンプーリンスくらいでしょうか。
その他、詳細はお問い合わせください。
和田民族資料館 楽集館・研修施設
大きな古民家(米沢市旧六郷村の旧家、古藤家の住宅を移築復元。築230年以上と推定されています)を地域の文化の拠点、研修施設「人と人とが交流できる場」として活用し保存しています。
大きな窓や格子戸を開ければ、山や田畑から吹き抜ける風で、夏の暑さも凌ぎやすいです。
稲刈り間近になれば、黄色い稲穂の絨毯があたり一面に広がります。
キッチンも完備しており、研修の後の交流会など、囲炉裏を囲んだ語らいの場としても利用できます。
「ただいま」と言いたくなるような、故郷を思い起こさせる研修施設です。
※利用料金等はお問い合わせください。
農産物加工体験交流施設
楽集館の左隣にあるのが、農産物加工体験交流施設です。
和田地区の新鮮な農産物を使い、そば打ちなど特産の農産物加工体験ができます。
お申し込みは5名様以上から10名様までです。
エプロンや手ぬぐいは各自持参となります。
先生は地元の元気なお母さん達です。
地元言葉との会話も楽しみの一つです。
・笹巻き作り
・ゆべし作り
・豆腐作り
・そば打ち
・他
ゆうきの里さんさんの3つの施設を利用し、研修や農産物加工などを体験し、ログハウス風のコテージに宿泊し、ゆったりと田舎暮らしを満喫できます。
春は山菜が溢れ、さくらんぼ狩り、夏は地域のお祭り、秋はぶどうやまつたけ狩りなど、周辺の楽しみもたくさんあります。
山も田んぼも真っ白になる冬には、田んぼの上を走り回たり、小動物に出会えたりすることもあります。
有料のカンジキツアーもやっています。
※利用料金はお問い合わせください。
住所
山形県東置賜郡高畠町大字上和田1282
連絡先
ゆうきの里・さんさん管理事務所
TEL 0238-58-3060
E-mail sansan@takahata.or.jp
ホームページ
アクセス
高畠駅より車で10分 東北中央道・南陽高畠ICから車で約12分
休業日
12月28日〜1月4日
コメント